HIVについて
その他
こんにちは。11月27日水曜日、三鷹の皮膚科、はやしクリニック院長のブログです。
今朝のニュースでHIV陽性の献血血液が患者に輸血されその患者がHIVに感染していたとの記事がありました。
これは善意の献血システムを根底から揺るがす事件です。
日本の献血システムは各種の感染の検査を行って陰性のものだけを輸血の材料にしています。このシステムによりB型肝炎やC型肝炎のウイルスなどを排除しています。このことにより以前多く発生した輸血後肝炎は激減しました。
献血に際しHIVに関してはウイルス抗体価を測っているのですが感染後の6から8週目の間はウイルスが増加するが抗体価は上昇しないのでこの時期に献血をすると検査にひっかからないのです。この時期をウィンドウ期といいます。
献血に際しては問診をして過去6か月以内に複数の異性と性的接触があったかとか同性との接触がなかったかを聞いているのですがこれに正直に答えないと今回のような問題がでてくるのです。
このように個人の良心にだけ頼るのは非常に危険なことです。
検査の感度を上げるか直接にウイルス量を測ることが重要になります。
善意の献血システムを守るためにも早急な対応が望まれます。
今朝のニュースでHIV陽性の献血血液が患者に輸血されその患者がHIVに感染していたとの記事がありました。
これは善意の献血システムを根底から揺るがす事件です。
日本の献血システムは各種の感染の検査を行って陰性のものだけを輸血の材料にしています。このシステムによりB型肝炎やC型肝炎のウイルスなどを排除しています。このことにより以前多く発生した輸血後肝炎は激減しました。
献血に際しHIVに関してはウイルス抗体価を測っているのですが感染後の6から8週目の間はウイルスが増加するが抗体価は上昇しないのでこの時期に献血をすると検査にひっかからないのです。この時期をウィンドウ期といいます。
献血に際しては問診をして過去6か月以内に複数の異性と性的接触があったかとか同性との接触がなかったかを聞いているのですがこれに正直に答えないと今回のような問題がでてくるのです。
このように個人の良心にだけ頼るのは非常に危険なことです。
検査の感度を上げるか直接にウイルス量を測ることが重要になります。
善意の献血システムを守るためにも早急な対応が望まれます。