シミに効くレーザー

美容
更新日:2013/11/15
こんにちは
三鷹の皮膚科はやしクリニック院長のブログです。

今回はシミに効くレーザー治療についてお話します。

いわゆるシミと言われているものには老人性色素班、脂漏性角化症、雀卵斑(ソバカス)肝斑、扁平母斑、太田母斑、遅発性太田母斑様色素班などがあります。

このうち肝斑、扁平母斑についてはレーザーが効きにくい、または再発が多いといわれその適応については十分な注意が必要です。
それ以外はQスイッチレーザーが有効です。このレーザーにはルビー、アレキサンドライト、ヤグの3種類がありますがいずれも有効です。
一般に数回の照射が必要になることが多いです。

肝斑については一般にレーザーは無効か再発が多いといわれてきましたがQスイッチヤグレーザーを低いパワーで多くの回数照射することで肝斑に有効との報告が多く上がっています。当院でもこの方法でレーザートーニングと称して患者の皆様に提供しております。
また肝斑は紫外線の影響を多く受けるので日焼け止めは欠かせません。

そのほかよく質問を受けるのが下眼瞼のくまです。これは真皮メラノサイトーシスという太田母斑の特殊型のことがありこの場合はQスイッチレーザーが有効です。

そのほかにも酒さ、血管腫に有効な色素レーザーも当院にはございますのでお悩みの方は院長までご質問ください。